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語られない闇を語る

司法試験、大学受験、労働問題、社会問題などを中心に、あまり語られていない・語りつくされていない闇について語っていこうと思います。苦難と失敗から得た知見を曝け出していく予定です。

すぐに自分を偉いと勘違いしてしまう 人の認知能力はしょぼすぎる

 最近はネタ切れ感が強く前ほど話題にならなくなったが、しくじり先生という番組が人気を集めている。

 テレビでは成功体験や自慢話ばかりが語られがちで、とんでもない失敗をしてしまった人が恥を忍んで自分の失敗を語るような機会はあまりなかったが、しくじり先生では、大失敗をしてしまった有名人が赤裸々に自分の失敗とその原因、そこから生まれた教訓を語る。

 今までにあまりなかったスタイルで、失敗経験から基づくありがたい教えを説いてくれるところに人気が出たものと思われる。

 

 

 そのしくじり先生だが、有名になったことで勘違いしてしまった、天狗になってしまった、態度が傲慢になってしまった、偉そうになってしまったという失敗を語る先生が本当に多い。

 元々性格悪くて傲慢だったんじゃないかと思われる人も確かにいたが、決してそういう人ばかりではない。こんな頭がよさそうな人でも自分の気づかないうちに天狗になってしまうのか、そう思わせるような人も中にはいる。

 

 

 考えてみれば芸能人だけでなく、会社経営者、医者、弁護士などにも偉そうな人はすごく多い。

 いやそういう世間から称賛されるような立場に限らず、会社員ですらちょっと昇進しただけで傲慢になる人が少なくない。

 元々性格が悪い人ばかりでなく、むしろ昔は謙虚だったんじゃないかという人まですぐ傲慢になってしまったりするものだ。

 そこらへんの40代50代のおじさんを見たらそれはお分りでしょう。性格はそれぞれ全然違うのに、若い人には偉そうにしている人はすごく多いし、コンビニの店員や飲食店の店員などに傲慢な態度をとる人はとんでもなく多い。

 

 

 これだけいろんな人がすぐ自分を偉いと勘違いして、傲慢になってしまう。

 おそらく、人の性格、資質、生活歴等を問わず、人はちょっと成功しただけで傲慢になってしまいやすいものなのでしょう。

 簡単に謙虚だったころの気持ちを忘れるし、すぐ自分が偉いと思い込むわけです。

 

 物事の成功なんて時代や運に多分に左右されるというのに、そんな当たり前のことすら忘れてしまい、成功の要因を正確に把握することもできない。

 自分の成功は自分の努力から生じたものと信じて疑わない。

 

 しくじり先生を見てもわかる通り、一般的にはすごい人、頭もいいはずの人でもこうなってしまうおそれがある。

 ましてや学のない人は、物事をしっかり検討し、本質を正確に理解するという訓練が少ないため、そうなってしまうおそれは高いでしょう。言っちゃ悪いですが、高卒やしょぼい大学卒で、事業が上手くいって高い年収をもらっている人とかだいたいみんな偉そうでしょう?(酷い偏見)

 

 人というのはとにかく認知機能がガバガバなのです。結果が出たら、運要素に支えられていたとしても、すぐに勘違いするし、自分に都合のよいように自分の能力を評価する。

 これから成功をつかもうとしている人は、人の認知能力はしょぼいということを強く意識してほしいものです。

 数々の先人が、たまたま成功したところが大きいのに自分が偉いと思い込んで失敗をしています。物事を正確にとらえるよう常日頃から努力し、現実を正しく認識して自分はまだまだと再認識しましょう。

 まあ、それが簡単にできるなら、こんなにしくじり先生は出てきてませんけどね。

 

 

 私がもしたまたま成功したのをいいことに傲慢な人間になっていたら、どうか「偶然だぞ!」と声を大にして叱ってください。It's Gonna Happenではないですよ。