読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

語られない闇を語る

司法試験、大学受験、労働問題、社会問題などを中心に、あまり語られていない・語りつくされていない闇について語っていこうと思います。苦難と失敗から得た知見を曝け出していく予定です。

思考・発想部分まで人工知能に代用される時代がやがて来る

 

 ドラえもんの誕生は全く夢物語ではない…? 

 

 

 現在、生活の様々な分野で人工知能の開発、利用が検討されており、人工知能がたびたび話題に上がっている。
 チェスの世界だけでなく、囲碁の世界まで遂に人工知能がトッププレイヤーに勝ってしまったことから、人工知能脅威論もよく話題にされるようになっている。

(それでも人工知能の癖を見つけてやりあおうとし、勝ってしまうこともあるから人間側も凄い。)

 

 

 その人工知能だが、映画のように人を支配するかはさておくとして、やがて様々な面で人を超える知能を有するようになることは確実だろう。

(技術者も人間には反抗できないよう色々策を練っているようですが果たしてどれだけ実行力があるのか…)

 

 

 「そうはいっても所詮機械は機械。思考とか発想まで人間の代わりを務めることなんて無理無理」といまだに思っている方もいるだろうが、近年の人工知能の開発の速さはすさまじい。

 今現在でも、iPhoneに付属しているSiriなんかは多少であれば、質問に答えてくれるし、単純なものであればやり取りをすることができる。今ですらここまで進んだのだから、10年後20年後はもっとすごいものができているはずだ。

 実際、専門家は、人工知能が、多くの高度専門職の業務を代行できるようになると予想しているし、医者や弁護士まで人工知能により人の代行ができてしまうと予想されている。

 

 

 それでも、まだ機械が人を超えるなんて信じられないという人は少なくないかもしれない。

 「人の思考や発想というのは特別なものだし複雑だ。」

 「人工知能は演算能力がすさまじいのはわかるが、思考や発想まで人を超えるのはさすがに無理じゃないか。」

 そう思っている人は現時点でもそこそこの数いると思う。

 

 

 しかし、囲碁人工知能が人を破ったのを見たら、ゲーム以外での思考・発想部分についても、人工知能がカバーできてしまうものと考えるのが合理的であろう。

 

 人工知能は人間とは比べ物にならないぐらい、多くの情報を入手し、分析をすることができるわけだ。
 羽生さんは頭の中で羽生さんと常に対戦できるから強いのだろうという話はネタとしてよく耳にするが、人工知能はリアルにこれをやってのけてしまうのである。
 精神と時の部屋を使って、羽生さんのような相手と何千年分の対局をして、その戦歴を活かすことができてしまうのである。


 チェスや囲碁でできたことを考えると、それ以外の分野でも開発者の努力次第では、大量に情報を集め、合理性があるかを分析し、結論を出すことが可能になると考えるのが自然でないだろうか。

 しっかりと知識と理解を積み重ね、それを元に合理的な分析をするということは人間にしかできなかったことであるが、プログラミングを適切に行えば、人工知能も人間が行う思考や発想のプロセスを経ることはできそうである。

 それができてしまったとき、人工知能は人間とは比べ物にならない大量の情報処理が可能であるため、人間は太刀打ちできなくなるだろう。

 

 

 発想を神聖なプロセスと考える人もいるだろうが、発想は、膨大な知識や理解の下、様々な知識や理解概念が融合して出来上がるものである。

 人間が行っているような思考プロセスや思考様式は、上手く言葉にして説明するのが難しいだけで、将来的には説明可能なものであろう。

 

 いや、将来どころか現在でも、こういう思考方法をすればよいみたいな成功者が書いた本はよくある。思考や発想も一定のプロセスを経て生まれるものであり、説明可能、プログラミング可能であると考えるべきだ。

 人の中には稀に飛びぬけてすごい頭脳をもつ人がいるため、合理的な思考プロセス・思考様式などを正確に人工知能にインプットさせてしまう人は当然出てくるはずだ。

 

 人工知能は、人と違って膨大な情報量を正確にインプットし、それらの情報を正確に処理して分析ができてしまう。

 思考や発想という今まで人間しかほぼできなかったことまで成し遂げてしまうだろう。
 これは、いわば東大生の上位互換が生まれてしまうようなものだ。

 

 

 私たちの知識や理解はガバガバだし、一握りの優秀な人でも少年負い易し学問なり難しだ。それにミスも多いし偏見も多い。体力・集中力に限界もあるし、病気にもなる。
考えていることの99%はだいたい前に考えたことと同じという研究もあるようであるし、人が処理できる情報量は意外と大したことがない。

 自分が1日考えたこと、その考えがいたるに至ったプロセスをトレースしてみれば、ほとんどの部分は人工知能に代用可能ではないだろうか。

 

 例えば、のどが渇いた→ジュースを買おう→昨日はコカコーラを飲んだから、今日は三ツ矢サイダーを買おうという思考は、「のどが渇いたら飲み物を買う」、「昨日飲んだものとは違うものを飲む」「暑いときには炭酸飲料を最有力候補とする」ということをプログラムに入れれば、トレース可能ではないだろうか。

 それどころか、人間だとちょっと考えて、三ツ矢サイダーとファンタぐらいしか思いつかなかったのに、人工知能だと一瞬でオランジーナ、スプライト、リアルゴールドドクターペッパーまで思いつくかもしれない。さらに「カロリーが高いものは控えるべきだ」という考慮要素を追加して、ウィルキンソンこそ最適であるとの結論を出す可能性もある。

  人間と同等ところか、一瞬にして人間以上の様々な思考・発想が可能になるのではないか。 

 

 

 勿論、どこまで人工知能が人の行うことを代行できるかはまだ未知数なところが多い。人間の完全上位互換にまでなれるかはわからない。

 しかし、大部分の人間の思考や発想は人工知能でもできるようになる可能性が十分にある。

 そして、少なくない分野で、人工知能の思考や発想が人間の思考や発想より合理性を持つようになることも十分ありうる。そのとき、もはや人間の頭では合理性を理解できないレベルまで行っているかもしれない。現時点でも専門分野では正しさを理解するだけで困難という状況になっている分野がある。ほとんど誰も理解できないどころか、人間の誰も理解できない領域に入るおそれは当然あるだろう。

 

 そうなったとき、果たして人間はどのように人工知能を利用し、人工知能と折り合いをつけるのだろうか?