読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

語られない闇を語る

司法試験、大学受験、労働問題、社会問題などを中心に、あまり語られていない・語りつくされていない闇について語っていこうと思います。苦難と失敗から得た知見を曝け出していく予定です。

全国の弟と妹たちは、兄と姉にもっと感謝すべきでないか

 私は三人きょうだいの一番上であるが、ネットでよく語られる長男丸儲けみたいな話はまるでなく、物の見事に苦労と損ばかりしている。

 当事者の母どころか、弟や妹、親戚にまで憐れまれるレベルである。あまりの境遇の酷さに弟なんかは憐憫の情から施しを与えようとするレベルである。

 私の家庭環境は闇が深すぎるので今回は触れませんが、弟と妹たちは、人柱になってくれる自分達の人生をより豊かにするためのツールとなってくれる兄と姉にもっと感謝すべきでないかという話をしたいと思います。

 

 

・お手本を手に入れられる
 弟と妹は、上のきょうだいが成功したり、失敗したりした姿を間近で見ることができる。

 上のきょうだいがどうやって物事を成功させたのかを観察して、それを真似すれば自分も成功をつかめる可能性は高い。兄姉を最良の教師として利用することができるのである。

 早い段階から良いお手本を間近で見て学ぶことで、早い段階で大きな成果をあげられる可能性は高まる。実際、スポーツ選手には次男や次女がかなり多い。

 また上のきょうだいがろくでもない人だったり、色々失敗していた場合でも、それを反面教師とすることができる。失敗は成功の母とは言うが、自分自身が失敗するのではなく兄姉を失敗させることで、自分の成功に活かすことができるのである。
 

 

・身近によいロールモデルがある

 上のきょうだいがスポーツが出来たり、頭が良かったり、コミュ力が高かったりするカッコいい人であれば、兄姉を目標として自分も頑張ることができる。

 何事かを成し遂げるためにはまず目標を設定する必要があるだろうが、弟妹は人生の早い段階でどういう人間になりたいかを決めやすいし、ひとまずは兄姉に追いつき追い越すことを目標にするということができてしまうのである。

 


・相場がわかる

 兄姉は「この勉強量で合格できるのだろうか」「この実力で大会で活躍できるのだろうか」と色々不安になるのに対し、弟妹は兄姉がこれだけできたんだから自分もできるというのがだいたいわかる。

 きょうだい間では知的能力や身体能力はそこまで変わらないことが多いし、赤の他人ではなくきょうだいを見ることで適切な相場がわかるのである。

 そのため、不必要に悩み不安に思うことが少なくなる。それに諦めるにしても、スパっと諦めがつきやすい。

 

 

・要領がよくなる

 この親の元ではどう振る舞えばよいのかなんて思考錯誤しないとまずわからないし、赤の他人はそんなことを教えてくれない。

 自分程度の素質では、どの方面において、どのような方法でどれだけ努力すれば成功するのかはなかなかわからない。それを教えてくれるのは何といってもきょうだいだ。親が教えてくれる方法論は、四半世紀ほど前のものなので古くて使い物にならなくなっている。

 いわば兄姉が人生攻略wikiを作り、弟妹はその人生攻略wikiを見ながら人生というゲームをプレーできるのだ。

 思考錯誤、トライアンドエラーを自らやることなく、そこから得た教訓を利用できるのだ。フリーライダーじゃないか。
 様々な点で、どちらが要領よくなるかは明らかだ。

 

 

・親が経験値を溜めている

 最初の子どもの頃は親も育児は未経験者なので、当然失敗も多いし方法論は確立していない。育児についての情報を大量に得られるようになった現代でもそれは同じことだろう。

 兄姉に対しては不適切で洗練されていない教育が実施されていたのに、弟妹のときは改善され洗練された教育が実施されるということがままあるのである。

 弟妹は、兄姉という犠牲を通じて、経験値を溜めてレベルアップをした親の教育を受けらえるのである。

 

 

・不合理なほど厳しい規律がなくなっている

 兄姉の方であれば、自分たちにあった厳しい規律(19時を門限とする、お小遣いは月500円しか与えない、学校は公立しか行かせないなど)が弟妹のときに緩くなってもやもやした経験は多かれ少なかれあるだろう。

 兄姉のときは平気で人権侵害が行われ、兄姉は散々不合理で不条理な思いをしたのに対し、弟妹は人権がしっかり保障され、人の尊厳を確保してもらえるわけである(さすがに話を盛りすぎた)

 

 

・兄姉からサポートを受けられる

 弟や妹は、兄や姉から様々な助言、施し、援助をもらえる。

 兄姉と違って、なかなか弱音を吐くことができない、相談にも乗ってもらえない、おごってももらえない、助けてももらえない、面倒を見てもらえないということはあまりないのだ。

 

 

 以上のように、弟と妹は有形にしろ無形にしろ様々な形で兄姉から便益を受けている。

 本来であれば、お手本代や人柱代を支払ってもよいレベルだ。

 お金までは払わずとも、せめて言葉だけでも感謝を伝えるのが良いのではないでしょうか。

 

 

 まあ、ここに書いたのはまともな兄姉の場合だけな気がするけどね。

 世の中には兄姉に恨みを持っている人も結構いるだろうし。