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語られない闇を語る

司法試験、大学受験、労働問題、社会問題などを中心に、あまり語られていない・語りつくされていない闇について語っていこうと思います。苦難と失敗から得た知見を曝け出していく予定です。

生前退位の制度構築はすぐ議論すべき 天皇陛下まで酷使するブラック国家は脱却しよう

 以前から天皇陛下は生前退位の意向を示唆していましたが、昨日遂に「お気持ち」を表明し、本格的に生前退位の議論が白熱化してきました。

www3.nhk.or.jp

 ようやく今頃になって皇室典範の改正の動きが見られてきたわけですが、とにかく急いで制度を整えるべきだという話をしたいと思います。

 

 

天皇陛下を酷使しすぎている

 天皇皇后両陛下のご日程は宮内庁のホームページで公開されていますが、7月で天皇陛下に予定の入っていない日は7日しかありません。

天皇皇后両陛下のご日程:平成28年(7月~) - 宮内庁

 日本では完全週休2日制を導入する組織が増えては来ていますが、多くの中小企業と同様、天皇陛下も週に2日も休めていないのです。

 

 勿論どの日も丸一日拘束されるわけではありませんが、他国の要人をご対応するというプレッシャーやストレスの強い業務を数多く行っていますし(例えば7月18日はパラオ大統領閣下をお出迎えした)、天皇陛下は国の代表、国の象徴として一挙一動を見られているため、気苦労はとんでもないものでしょう。

 ただでさえ天皇陛下の負担は重いのです。

 

 それに加えて、現在天皇陛下は82歳でしかも心臓のパイバス手術というおおがかりな手術も経験されています。

 年齢や病歴を考えると、心的の負担の重いご公務を連日のようにこなすことは避けないといけないはずです。特に最近は日本列島で38度の真夏日猛暑日が続いていますし、こんなに狂ったほど暑い中、大規模な手術を経験したお年寄りに心的負担の重いご公務を行わすとなると健康どころか生命の危険もあります。

 

 それなのに、天皇陛下が象徴天皇としての役割を懸命に果たそうとするご厚意に甘えて、連日ご公務の負担を負わせているわけです。

 そんな慈愛に満ちた天皇陛下を、「国や組織に酷使される」という悪い意味での日本国の象徴にしてしまうことは決して許されません。

 

 

○陛下のご意向や国民の賛成意見を尊重すべき

 本来であれば、「象徴としての役割を果たすため自らが公務をしなければならない」とお考えになる責任感の強い陛下のことを考え、政府側が先に手を打たないと行けなかったといえます。

 それなのに今回、自分が倒れて国民の生活に悪影響を与えてはならないから生前退位を検討してほしいなどとわざわざ天皇陛下に言わせてしまったわけです。

 

 できるだけ国民への悪影響を避けるためには、天皇陛下のおっしゃる通り、摂政制度を積極的に活用するよりも健康なうちに譲位をする方が望ましいでしょう。

 これだけ国民に対してご配慮をしてくださっている天皇陛下のご意向は当然尊重されなければいけませんし、早急に議論を進めていかないとまずいと言えます(勿論他の政策との優先順位は検討しないといけませんが。)。

 

 また、生前退位については国民の多くも支持しています。

www.sankei.com

www.fnn-news.com

 しかもただ過半数を超えるだけではなく、かなりの支持があることがうかがえます。

 国民がこれだけ強く支持している政策もそうそうありませんし、国民の大多数の賛成意見を考慮しないことはあってはならないことです。すぐさま制度改正に向けて尽力すべきでしょう。

 

 

 天皇陛下一人の問題と考えると、今回の問題はそこまで重要性が高くないかもしれません。

 しかし、「国の象徴ともなる存在のご健康やご意向も大事にしないのか」、「迅速な対応が求められる問題が起きたときにいかに対処できるのか」という国の姿勢を問う問題と考えると割とことは重要だと思います。