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語られない闇を語る

司法試験、大学受験、労働問題、社会問題などを中心に、あまり語られていない・語りつくされていない闇について語っていこうと思います。苦難と失敗から得た知見を曝け出していく予定です。

すんなり京大に受かったり司法試験に受かったりする人は、どこの能力が秀でているのか。どうすれば彼らに近づけるのか。

司法試験 大学受験、受験一般

 

 難易度の高い試験に挑むとなると、努力の量や方向性ややり方に問題があるわけではなくても上手くいかないことが増えてきます。それこそ、かなりの労力をかけ必死に努力してもなかなかうまくいかないものです。

 

 しかし、それでもすんなりと高いハードルを越えていく人というのは存在します。

 上手くいっていない人の方が頑張っているというのに、割とあっさり難関の試験を突破できてしまう人が一定数存在するのです。

 

 普通は高いハードルに散々苦戦するはずなのに、ゴールまでのハードルを着実に越え続けすんなり難関も突破してしまう人というのは、いったい何が凄くてどこが優れているのでしょうか。「同じように頑張っているのに、一体どこがちゃうねん」と思っている方も少ないと思います。

 意欲とか取り組み方という面も無視はできませんが、今回は能力的なところで一体彼らの何が秀でているのか考察したいと思います。

 

 

○記憶力がとんでもなく優れている

 身もふたもないことではあるのですが、やはりすんなり難関を突破できてしまう人は記憶力がとんでもないと思わされることが多いです。

 とにかくいろんなことを細かいところまでしっかり覚えている人が多いですし、何より記憶が正確です。「なんでそんなどうでもいい年号まで覚えてるねん」などと突っ込みたくなる人も少なくありません。

 そして、覚えなければならない物事を忘れずに長い間覚えていますし、それほどムキになって覚えようと必死にならなくてもあっさり覚えられていたりします。

 

 論述のある試験で良い点を取ろうと思うと、細部まで正確に物事を覚えてそれを答案で再現できないと良い点がつかずポロポロ失点をしますし、必要事項を細部まで正確に覚えて再現できる能力と言うのはとんでもなく大事です。

 だからこそ、覚えておかないといけない量がとんでもなく多い難関試験ともなると、普通は一筋縄では行かないのです。普通の人はそこまで多くのことを、そこまで正確に覚えきれないのです。

 ですが、高い記憶力がある人は、普通の人が相当努力をしても厳しいことでもやってのけてしまえるのです。

 

 

○深いところまでしっかり理解している

 これは記憶力とも関連が強いのですが、とにかく理解が深く、深いところまで正確な理解があるという人がすんなり上手くいっている印象があります。

 物事の表面的な理解だけではなく、本質的なところまで理解していて、応用が効きやすい状態になっているように思われます。

 

 京大など難関試験ともなると、ただ浅い理解をしていたのでまるで歯が立たないような難問がよく出題されますし、深いところまで正確な理解をすることがすごく大事になってきます。

 レベルの高くない試験だと深い理解がなくても何とかなるので、普通の人でもさほど問題ないのですが、難関になればなるほどそうではなくなってくるのです。

 

 

○集中力・注意力がとんでもなく高い、ミスが極端に少ない

 東大などにはアスペルガーが多いという話はたまに聞きますが、常人に比べかなり高い集中力・注意力を持った人が、難関試験をあっさり突破できる人には多いように感じます。

 それこそ、「気づいたら4時間経っていた」とか言うような常人には考えられないような集中力を持った人もそこそこいる印象です。気合いでどうにかなるようなレベルを超えて、集中力の次元が違うと思わされるような人も少なくない印象です。

 それに、しっかり勉強すればテストで100点を量産するという人が多いように思われます。私のようにどれだけ簡単な問題でも1問は間違えて98点どまりになるという経験を、それほどしない人が多いと思います。

 

 考えてみれば、実力が同じ90でも、ミス率が10%ある人は81点になるのに対し、ミス率が1%の人は89点を取れるわけです(どこでミスしたかによってはもっと致命傷となりますが。)。これがどんどん積み重なっていけば当然差は出てくるでしょう。

 普通はいくら気合いがあっても、変な読み違いをしたり、謎の勘違いをしたり、文章の読み落としがあったりして、ミスの数がある程度でるものですが、そういうミスの数が極端に少ない人がいるわけで、そういう人が確実に高い点をとっていくのです。

 

 

○バランス感覚がもともとしっかりしている

 どの設問にどれだけの時間を使うべきか、論述問題で何をどれだけ書くかといったバランス感覚が優れている人がすごく多い印象もあります。

 特別に訓練をしまくったわけでもなく、さほど意識しているわけでもなさそうなのに、何故かバランスがすごく良い答案を時間内に書いてくるのです。

 

 いくら知識のある人でも、バランス感覚が悪くて、あまり配点の振られていないところばかりに力を入れてしまうと当然点は入らないわけですし、時間切れのリスクも高まります。

 そういうバランス感覚のまずさでの失点を減らすことが長い論述を課される難関試験では重要であり、それが自然と容易にできてしまう人はあっさり合格しやすいのです。

 

 

○無駄がなくかつ適切な回答・解答ができる

 本質まで理解する能力やバランス感覚と関わるところが大きいのですが、大事な要素がぎっちり詰まった無駄のない回答・解答をする能力も高い印象があります。

 それほど多くの言葉を駆使していなくても、上手く質問に答え、必要十分な解答をしてくる人が多いように思います。

 

 普通はあることないことを書いてしまうものですし、無駄な部分を書いてしまったり、大事な要素をいくつか抜いてしまったりするものなのですが、そういうことをすると失点が増えどうしても点が伸びません。

 そのため、適確に聞かれていることに対して、無駄のない適切な答えを示す能力というのはすごく大事です。さほど意識せずともその能力を高めている人がすぐに合格できている気がします。

 

 

 

 以上能力的な違いを考えてみましたが、違いを意識してその差を埋める努力をすれば、そこまで素質に恵まれていない人でも、差を少しずつ埋められるチャンスはあります。

 具体的に、どういう取り組みをすればよいかは以下のようになるのではないかと思います。

 

・記憶力

 個々人のポテンシャルの差が大きいので、素質に恵まれた人と同じ土俵で戦うのは極めて厳しいです。

 論述のない試験や、論述があっても短かったり科目数が限られていたり範囲で絞られていたりする場合は、高い記憶力がない普通の人でも努力で何とかなるので、そこで勝負したほうが良いでしょう。

 あと、とにかく復習の量と数を増やして少しでも食らいつくしかないでしょう。

 

・理解

 わからないものは結局わからずじまいに終わることが多いですし、気合いだけで立ち向かうのは困難です。

 気合いがあることは当然の前提として、とにっく本質まで理解することに努めることや、得意分野で勝負を挑むことが大事だと思います。

 あとは数をこなし、じっくり考える時間が長くするしかないでしょう。深く理解するまでにかかる時間と労力は違えど、いつかは深いところまで理解できるかもしれません。

 

・バランス感覚

 これは訓練で解決可能なところが大きいでしょうし、練習あるのみでしょう。

 

・ムダなく適切な答えを示す能力

 これも意識次第ではある程度改善が可能ですし、簡潔ながらも重要な要素をぎっちり詰め込んだ適切な回答・解答をする練習を積むのが大事でしょう。

 まあ、本当に無駄のない美しい答えをするのはとんでもなく難しいんですけどね。