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語られない闇を語る

司法試験、大学受験、労働問題、社会問題などを中心に、あまり語られていない・語りつくされていない闇について語っていこうと思います。苦難と失敗から得た知見を曝け出していく予定です。

体罰や暴力的手法ってそもそも必要性がどれぐらいあるのだろうか 必要性とかほぼないではないか

 近年では体罰の禁止の圧力が強まっており、教育現場ではかなりの程度体罰が排除されてきています。

 家庭ではまだ見過ごされているところが多いですが、それでも体罰は基本的に許されないとの観念は広まってきています。

 

 体罰というのは、暴行罪などに該当する犯罪行為であり(犯罪は構成要件に該当する違法かつ有責な行為と定義されているため、発覚するか否かは関係ない)、それだけで強く糾弾されるべき行為ですが、反抗できない関係性を利用したものであって、かつ、身体的精神的なダメージを長い間残し続ける恐れもある点で特に悪質な行為ですので、禁止の流れは当然だと思いますが、そもそも体罰及びハラスメントのような暴力的手法の必要性ってどれだけあるのか個人的には凄く疑問に思っています。

 

 というのも、殴らないと分からないほど愚かな子、言葉を悪くすると「頭の悪い子」って一体どれだけいるのでしょうか。

 

 

○基本は「話せばわかる」が通じるのでは?

 物心ついてまだ少しと言う子であれば、確かに話をしても理解してくれないことは少なくないと思いますが、小学校高学年、中学生にもなれば話を理解できる頭はあるはずです。知的能力に問題がなければ、ちゃんと話せば理解できる頭脳をもった子がほとんどではないでしょうか。

 

 勿論、何を言っても言うことを聞かない素行の悪すぎる人も中にはいるので、本当にどうしようもない者に対しては体罰も必要になるかもしれません。私も公立中学出身ですし、ごく一部にどうしようもない人間がいることはわかっています。

 しかし、そこまで素行が悪く人の話を聞かないようなろくでもない子っていうのはそんなにいるのでしょうか。

 

 ちょっとやそっと柄が悪かったり、態度が悪かったり、性格が悪かったりする程度であれば話は通じるのではないでしょうか。

 すぐさま「こいつは言ってもわからない」と一瞬で判断するのはどうかと思います。というか、そもそも体罰を下すような人というのは、そういう「話が通じるか」否かという判断すらせずに感情に任せて行動しているだけの人がほとんどでしょう。

 教育や指導というのは、身体的精神的打撃を与える形で行うべきではないですし、後に悪影響を与える恐れの大きい手法はリスクが高いのでできるだけ避けるべきです。まずは言葉でわからせるだけの努力をしっかりすべきではないでしょうか。

 

 

○ほかにより有効な手段がいくつもある

 それに手を下すという野蛮な手段を取らずとも、例えば部活動でいえば、試合や大会に出さない形で教えればよいでしょう。

 まじめに練習をしなかったり、身勝手な行動ばかりとって周りに迷惑をかけていたりすれば、スタメンは勿論ベンチからも外す。反省するまで試合に出さない。そういう形を取る方が本人にとって痛手でお灸をすえられるでしょう(最近だと、モンスターペアレントが抗議してくるかもしれませんが…)。

 

 また、成績が悪かったら小遣いをカットする、逆に良い成績を取ればプレゼントをあげるといったように飴と鞭を使い分ける方が、殴ったり蹴ったり暴言を吐いたりして無理やりやらせるよりも自発的かつ積極的に動くのではないでしょうか。

 

 それに小さい子でも、悪いことをしたときに「鬼に連れて行ってもらう」などスピリチュアルな脅しをすればだいたいいうことを聞くでしょう(あまりやりすぎるとトラウマになるのでダメですし、本当に置き去ったりするのは北海道の某失踪事件みたいな事態を招くのでいけませんが。)。

 

 こんな風に殴るなどの行為よりも教育効果の高い有効な指導方法はいっぱいあるように感じます。

 知能の低い動物なら殴ったりして教えないと教育できませんが、人間相手ならもっと適切な教育、指導方法があることがほとんどでしょう。まずは、より有効な手段を用いるべきであり、あえて効果が薄くそれなのにいろんなリスクやデメリットの大きい手法をとるべきではありません。

 

 

○暴行等に打って出ないといけないほどのことなのか

 人を殴ってはいけない、人のものを盗んではいけない、人を侮辱することを言ってはいけないといった絶対にやってはいけないことは、とにかくすぐ強く教え込ませないといけないので、体罰を使ってでも教えなければならない場合もあるかもしれません。

 しかし、どんな手段を使ってでも無理やりすぐにわからせないといけないことというのはそれほどあるのでしょうか。

 

 犯罪行為や社会倫理に反する行為を禁止するのならまだわかりますが、勉強をさぼったり、部活で集中力を欠いたプレーをしたりすることなんて、そこまで他人に迷惑をかけることではないですし、すぐさま人生に大きな問題を生じさせることでもありません。言葉で注意をすれば十分対応できるでしょう。

 何度か言っても聞かないよろしくない子でも、さすがにじっくり言い聞かせれば折れる可能性は高いです。

 それでもいうことを聞かなければ、一つ上で書いたような手法を取ればいいのです。

 

 というか、実際には言葉一つで注意すればわかる場合や、ただ気を抜いたとかではなく下手でミスやエラーをしただけの場合でも、なぜかすぐブチ切れて暴行や暴言に出る人がほとんどでしょう。しょうもないことで感情的になっただけで、実際には教育でも指導でもなんでもないただの大人によるストレス解消というパターンが非常に多いと思います。

 

 

○こういったことを考えていくと

 結局、他のより有効な手段があることが多いですし、あえて人を傷つけストレスを与えその後も暴力で怯えさせ屈服させる野蛮な体罰と言う手法が必要になる場面なんてそうそうないのではないでしょうか。

 必要もないのに犯罪行為をすべきではないし、犯罪にまで至らなくても人の身体や精神を傷つける加害行為をすべきでないでしょう。

 

 私も中学時代の顧問や父親がすぐブチ切れる頭のおかしい人だったので、悪いことをせずともミスをしただけで散々侮辱や暴言を受けましたが、はっきり言って全く身になっていません。役に立ったのはいつも冷静に言葉で悪いところを教えてくれる有能な人の教育・指導でした。

 頭の良い人はもちろんのこと、おそらくそこまで物分かりの良い人でなくても言葉でしっかり理解させてもらう方が身になるのではないでしょうか。

 

 結局、体罰やハラスメントは利益をもたらさず、ただ強いストレスを受け、強い憎しみを抱き、強い怒りを生んだだけです。仮に子どもを授かっても(結婚不適合者なのでそもそも結婚できないと思うけども)、私は父に子の顔を見せるつもりは毛頭もありません。ろくでもない人格をもった人に大切な子供が影響されてはいけませんからね。